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「ベストを尽くす」

2017.10.23 UP

この間大学時代むちゃくちゃ仲の良かった友達から連絡がきた。

 

 

友達「いさと、元気しとん?」

 

いさと 「おぉ元気してるよ!そっちは?」

 

友達「毎日生きるん必死やわ。ガハハ」

 

 

これだけ聞くとむちゃくちゃ神経質なやつかなと思うかもしれんけど、こいつはどヤンキーで自分の周りでも群を抜いて楽観的なやつやった。

ただ、友達思いで寂しがり屋なとても心優しいやつ。

しかも頭が良い。笑

 

でもてきとー人間が仇となって一緒に4年で大学を卒業できひんかった。笑

 

半年遅れで大学を卒業し、その後もてきとーに暮らすのかと思いきや、地元に帰って非常勤講師として先生になった。

高校まで続けていた柔道の副顧問になって子供達に指導しているという。

正直びっくりした。笑

 

 

でも2年前くらいに一緒に飲みにいった時になんとか食らいついて教師続けてる話を聞いて凄く力をもらったのを今でも覚えている。

 

 

単純にかっこえぇなぁって。

俺こいつのこういうとこに惹かれて連んでたんやなって。

 

 

 

 

それからしばらく会わずにLINEや電話で連絡とってた時の突然の電話やった。

 

 

 

友達「いさとに相談あんねん」

 

いさと「珍しい!どうしたん?」

 

友達「俺今中3の担任もっとんやけど、今度音コンがあってみんなでアンジェラアキの手紙歌うんやけど、歌苦手な生徒がなかなかやる気出してくれへんくてなぁ…やっぱずっと柔道やっとった俺の話なんか響かんのよ。そこで俺の友達が音楽しとってそいつがこんな素敵な言葉くれよった!ってのが欲しいねん!なんかない?笑」

 

いさと「それ難しいなぁ…俺も教師じゃないしどうゆう言葉がいいのか迷うなぁ…」

 

友達「いや、いさとは伝えるのが昔からうまいからいさとらしい伝え方でなんでもえぇし!あのいつも俺らと喋ってて熱くなる時みたいなさ!全員が手抜かずにいけるとこまでもっていきたいねん!」

 

いさと「お、おう。なんとか力になれるように頑張って考えてみるわ!」

 

 

電話を切った。

 

 

 

 

 

自分に置き換えてみると学校行事に音コンはなかった。

けど、クラスが一つになるといえば学園祭の劇とか体育祭かな。

 

 

俺は体育祭とかは率先してやってた方やけど、学園祭の劇とかはむちゃくちゃ苦手であんまり気が乗った事はなかった。

 

 

今思えば、得意不得意は何歳なっても付きもんで、気持ちが乗らん瞬間は生きてりゃよくあると思う。

 

特にチームプレーとか組織で動くとなればなおさら。

 

 

でも決まってるもんは無くならへんし、適当にやって足引っ張るぐらいなら「ベストを尽くす」事で少しでも貢献しようって思った。

 

 

まずはこれが友達に伝えた一つ。

 

 

 

 

 

 

 

あとは普段ライブハウスで歌ってて思うこと。

 

歌はどんだけ気持ち乗せれるかやと思てる。

 

どれだけ歌に自信があっても、何回も負けたと思う瞬間に出会ってきたから。

 

絶対に俺の方がうまいのになんでこんな気持ちになるんや、なんでこんな聞いてる人から求められてるんやって悔しくなった。

 

でもそいつの声には下手でも自分の歌への自信と何より気持ちが乗っかってたし、だから自然と表情が豊かやった。

 

それだけで歌のうまさなんて関係なく感じる程に場を支配してたんよな。

 

 

 

だからこの話を包み隠さず2つ目の話として友達に伝えた。

 

 

 

 

 

 

 

音コンが終わって友達から連絡がきた。

 

「無事に終わりました!本番前にいさとの話したら普段ぶすっと話聞くやつらが食い入るように聞いてくれて、やったろうぜーっつって会場に向かった。

結果は金賞も銀賞すらも取られへんかったけど、今まで1番の手紙を届けてくれて俺が感動してしまった。

乗り気じゃなかったやつらも楽しかったっていうてずっとクラスメイトと喋っとったし!

ちゃんと自分のベストを尽くしたからやな。

 

いやー感謝やわ。

子どもらにいい刺激になりました。

ありがとう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

いや…俺が感謝やし、いい刺激もらった。

歳くって変に大人になってた自分のコリがほぐれた気がして。

 

 

 

 

 

 

「ベストを尽くす」

 

 

 

 

 

 

 

何歳なっても大事な心だ。

 

 

 

 

 

 

 

Vo.ISATO

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